2026年– date –
-
教室環境・掲示物の準備で押さえること|学年別の選択肢と、その裏にある考え方を全部まとめました
着任前準備
「教室を見れば、その先生の学級経営が分かる」。これは現場でよく言われる言葉です。新人のころ、私はこれを聞いてドキッとしました。自分の教室は、何の意図もなく、ただ前任の先生の真似をして掲示物を貼っただけだったからです。 でも、調べていくうちに分かりました。教室環境には、ひとつひとつに理由があり、しかも学年によって最適解がまるで違うのです。事務職時代、オフィスのレイアウトがその会社の文化を映すと感じていましたが、教室はそれ以上に、先生の考え方がそのまま表れる空間でした。 この記... -
子ども同士のトラブル対応「3ステップ」|新人が知っておきたい、解決ではなく信頼を育てる関わり方
学級経営
新人のころ、私がいちばん心臓が縮んだのは、子ども同士のトラブルでした。「先生、〇〇くんが叩いてきた」「わたしの物がなくなった」。その一言で頭が真っ白になり、何から手をつければいいのか分からない。とにかく早く収めたくて、結果的にこじらせる。そんな失敗を、何度もしました。 でも、3年やってきて、ひとつ確信していることがあります。トラブルは「早く終わらせるもの」ではありません。むしろ、クラスの信頼を育てる絶好の機会です。対応を間違えなければ、トラブルのあとの教室は、前より安心でき... -
心理的安全性のある学級の作り方|「叱らない」の先にある、子どもが力を出し切れる教室
学級経営
新人のころ、私がいちばん戸惑ったのは「なぜこの子たちは手を挙げないのか」ということでした。授業で問いかけても、シーンとしている。分からなくても質問しない。困っていても「助けて」と言わない。最初は「やる気がないのかな」と思っていました。 でも、それは見当違いでした。子どもたちは、やる気がなかったのではありません。間違えること、目立つこと、変だと思われることが、こわかったのです。発言には「対人リスク」がある。そのリスクを取れる空気が、教室になかった。問題は子どもではなく、私がつ... -
新任教師が着任前に揃えるべき道具リスト|民間出身の私が3年かけて見極めた「本当に要るもの」
着任前準備
採用が決まった春、私が真っ先にやろうとしたのは「道具を揃えること」でした。理由は単純で、それがいちばん簡単に「準備した気」になれたからです。何をどう教えるかは見当もつかなかったけれど、文房具を買うことならできる。不安なときほど、人は形から入りたくなるものです。 結果から言うと、私は数千円分のムダな買い物をしました。逆に「これは早く買えばよかった」と後悔したものもありました。この記事は、その失敗と後悔を全部さらけ出した、3年分の答え合わせです。 世の中の「新任必需品リスト」は、... -
ナッジ理論で作る、叱らない学級経営|環境を変えれば子どもは自然と動く
心理学×教育
「何度言っても、同じことを繰り返す」。新人のころの私は、毎日のように同じ注意をしていました。整列が乱れる、提出物が出ない、掃除がはかどらない。そのたびに声を張り上げ、夕方にはぐったり。それでも、次の日にはまた同じことが起きるのです。 あるとき、ふと思いました。「もしかして、変えるべきは子どもじゃなくて、環境のほうじゃないか」と。これが、私がナッジ理論にのめり込むきっかけでした。 この記事では、行動経済学の「ナッジ」という考え方を、教室でどう使うかをまとめます。叱る回数を減ら... -
学級開き「黄金の3日間」の設計図|民間出身の私が最初の3日で必ずやること
着任前準備
「黄金の3日間」という言葉は、教員になるとどこかで必ず耳にします。でも、いざ自分が担任になると、こう思うはずです。「大事なのは分かった。で、結局、何をすればいいの?」と。 私も新人のとき、まったく同じところでつまずきました。本やネットで調べても、断片的なテクニックばかりで、3日間の全体像がどうしても掴めなかったのです。 この記事では、私が事務職から教員に転職して以来、毎年の学級開きで実際にやっている「3日間の設計図」を、1日ごとにすべて書き出します。読み終わるころには、着任初日か...
1