授業づくり– category –
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算数の授業づくり|「なぜ?」を仕掛ける、つまずきを前提にした設計法
授業づくり
教員になって最初の年、算数の授業がいちばん手強い相手でした。教科書があって、指導書もあって、その通りに説明しているのに、なぜか子どもの反応が薄い。「分かった人?」と聞くと数人が手を挙げるけれど、いざ問題を解かせるとみんな固まってしまう。説明の内容は間違っていないはずなのに、どうして響かないのか。長いあいだ、その理由が分かりませんでした。 非教育学部出身の私にとって、算数の指導法は完全に手探りでした。でも、事務職時代にさんざんやってきた「会議やプレゼンの設計」の考え方を持ち込... -
宿題の設計と運用|「毎日同じ量」をやめる、子どもの実態に合わせた仕組みのつくり方
授業づくり
教員になって最初の数か月、私は毎晩のように宿題の丸つけに追われていました。40人分のドリルを1枚ずつ見て、赤ペンで丸をつけて、コメントを書いて——。気づけば退勤時間はとうに過ぎ、宿題を見ること自体が苦痛になっていました。そしてある日、ふと思ったのです。「自分は宿題を出すことばかり考えて、その後どう回すかを何も設計していなかった」と。 この記事では、日々の宿題を無理なく回すための「運用の型」をまとめました。なお、夏休みのような長期休みの宿題設計(自由研究や読書感想文の進め方など)は... -
子どもが話し合う授業の作り方|「グループにしたけど静かになった」を防ぐ、型と環境の設計
授業づくり
教師になって少し経った頃のことです。「もっと子どもたちが主体的に学ぶ授業をしたい」と思い、グループ学習を取り入れてみました。机を班の形にして、「このことについて話し合ってみよう」と投げかけたのです。 結果は、想像とまったく違いました。声の大きい子が一人で話しているグループ。顔を見合わせたまま沈黙しているグループ。関係のないおしゃべりが始まるグループ。そして時間が来ても、何も決まっていない。「話し合いの授業」というものが、自分にはまるで分かっていなかったのだと痛感しました。 ... -
板書の基本と工夫|「きれいに書く」より大事な、子どもの思考を映す黒板のつくり方
授業づくり
新人のころ、私は板書が苦手でした。字に自信がなく、子どもたちの前で黒板に書くのが、正直なところ恥ずかしかったのです。「もっと字がうまかったらなあ」と、何度も思いました。 でも、何年か授業をするうちに気づきました。板書で大切なのは、字のうまさではありません。大事なのは、子どもが思考を整理できるように、分かりやすく構造化することです。むしろ、達筆だけれど何が大事か分からない板書より、字は素朴でも流れが明快な板書のほうが、ずっと子どもの学びを助けます。 この記事では、板書の基本の... -
新人がまず覚える発問の技術|子どもを「正解探し」から「自分で考える」へ導く問い方
授業づくり
新人のころ、私の授業はいつも同じパターンでした。教師が問いを投げ、子どもが答える。でも、私が求めている「正解」がなかなか出てこない。「ほかにないかな?」「もっと違う考えは?」と問い直すうちに、子どもたちはだんだん黙っていく。最後は私が「実はね…」と答えを言って、子どもがそれをノートに写して終わり。 あるとき気づきました。これは授業ではなく、「先生が用意した正解を、子どもが当てるゲーム」だったのです。主役が、完全に教師になっていました。 この記事では、新人がまず押さえたい「発問」... -
授業冒頭5分の常時活動ネタ集|毎日の積み重ねが学力を変える、教科別アイデアと選び方
授業づくり
授業の最初の5分、あなたはどう使っていますか。新人のころの私は、ここを完全に持て余していました。号令をかけて、なんとなく教科書を開かせて、ざわざわした空気のまま本題に入る。毎回、授業の入りでつまずいていました。 転機になったのが「常時活動」という考え方を知ったことです。毎回の授業の冒頭に、短い定番の活動を置く。たったそれだけで、子どもの集中の入り方も、私自身の授業の安定感も、見違えるように変わりました。 この記事では、授業冒頭の常時活動について、なぜ効くのかという仕組みから、...
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